本格的なオリジナルマグ作成にチャレンジ

当社の会社紹介ホームページの中で一番訪問件数が多いのが「オリジナルマグカップ製作」のページでした。
今回、業販向だった内容を、一般向けに改訂し、「いいうつわドットコム」に移転しました。

本焼成で作るマグの特徴

販売にも耐えるクオリティー

本焼成とは?

一般的な陶磁器の洋食器・和食器・中華食器・花瓶類に用いられている「上絵付」(うわえつけ)と呼ばれる手法です。シルク印刷による転写紙を作成し、陶磁器に貼り付けた上、800度以上の高温で焼き上げます。
できあがったものは、食器店・スーパー・小売店で販売されている陶磁器と全く同じものですので、「食器」として再販していただいても、全く問題はありません。ここで紹介するオリジナルマグは、すべてこの本焼成で製作するものです。

低温焼成との違い

表面を特殊加工したマグの上に昇華インクで絵柄を付ける「低温焼成」マグは、製作設備が簡素で済むことや、フルカラーの写真を焼き付けるのに最適であること、小ロット(1個から)で製作できる等の特徴があり、町のTシャツ製作やさんなどで広く行われている手法です。大抵のものは食品衛生法の基準もクリアしており、食器としての使用も可、ということになっています。クオリティーではいろいろな面で本焼成にかなわないものの、極小ロットでの製作とフルカラー写真の忠実な再現では低温焼成も「あり」かもしれません。が、当社では、本焼成にこだわり、写真等フルカラーデータの転写以外では、低温焼成はおすすめしておりません。

業務用にも使える耐久力

低温焼成によるものとの大きな違いの一つに、摩擦に対する耐久性と耐水性が挙げられます。絵柄を表面に焼き付けてしまうわけですから、耐水性の方は説明の必要もないでしょう。たわしで擦った程度では全く問題なく、業務用の食洗機でもOKです。店名の入ったラーメンやさんの丼と同じ品質、と言えばその耐久性を理解していただけると思います。当然ながら、経年変化による退色もほとんどありません。ただし、使っていれば細かい傷は付きますし、落とせば割れます。大切に使っていただければ、「一生もの」以上の存在であることは間違いありません。

多ロットでの価格メリット

インクジェットプリンター等で転写紙をプリントアウトする低温焼成のものに比べ、シルク印刷で作る本焼成製品は、版製作代(俗に言う版代)が色数に比例してかかり、コスト的な面で、特に小ロットで製作する時には大きなデメリットです。
しかし、たとえば単色で30個製作するなら、コスト面のデメリットは無くなります。
当社では、製作費を、転写代(版代と転写製作代)と本体代にわけてご請求しております。コストの検討の際わかりやすい、との判断からです。

専門メーカー製作による信頼性

当社には、永年にわたり、商品の開発に努めてきた技術と経験の蓄積があります。家庭向け商品の開発では、クオリティーを落とすことなく徹底したコストダウンが必要であり、業務用食器の開発では何よりも「実用」と「耐久性」が重視されます。当然ながら、そのノウハウは、オリジナル食器の製作において有効にフィードバックされます。
オリジナルマグは、全く同じデザインで複数の業者に発注することはまれなので、他社との比較は簡単にはできませんが、特に業者の方のリピーターが多いのが当社の特徴です。

オリジナルマグ製作は是非当社に!!

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